インド旅〜プロローグ・デリーから学校編〜
注:こちらはインドの旅の記録として書いている、ネイルとは一切関係のない、と〜っても私的な旅日記です。拙文につき、インドよりも大きな心でお付き合いいただけましたら幸いですm(_ _)m
サロンをオープンしてから17周年を迎える夏の終わり
3週間のお休みをいただき、ずっと訪れてみたかったインドとスリランカへ行ってきました。
インドは20代の頃からいつか行ってみたいとは思っていたものの、
インドに呼ばれることはなく、その機会が訪れないまま。
強くなる分と、ちょうど同じくらいの弱さを伴うような。
同時に、仕事をすることと、母性。
それらを自分の中に同居させていくことに戸惑ってもいて、
30代は振り返ってみるとそのように、
全てのことがらがグラデーションの中にあり、曖昧で、矛盾していて、両極がごちゃまぜに混在してもいて、
はっきりも、くっきりも、すっきりも、なんだかしない。
どうすることも出来ないし、それらはそこにそのままある。
いつか振り分けられるのかもしれないし、わかりやすくなるのかもしれないし、
そのまま馴染んで溶けていくのかもしれない。
ただ、ここにそっと置いておくという感覚。
心というものには、スペースがあることを感じていました。
それは若い時には、なかなかハードに感じる瞬間もあって
そんな思いを感じる時、不思議といつも大きな布袋が浮かんできて、その袋がその都度ググッと大きく大きく膨らんでいく様を感じてた。
そのまま、あっと言う間の40代へ突入しました。
(30代、早かったな〜!!)
成田からインド、デリーへ。
早速やってしまった訳です。
(こんな人いないよね・・・そんな自分につくづく嫌気がさしました...)
いろんなアドバイス、ご紹介、ご提案をいただきました。(本当にありがとうございました🙇♀️)
結果的に、訪れる予定だった学校に先に訪れていた先生と、校長先生のご配慮でデリー空港に運転手さんが来てくれることになり、一安心。
次なる関門は、デリー空港から外に出て、運転手さんと出会えるのかというところでした。
インド旅の先輩方からは、デリー空港は、人だらけで、観光客を狙った客引き、スリ、痴漢、スキミング、勝手に荷物持ってお金要求される、強引にタクシーに乗せようとしてくる・・・などなど、
なのでデリー空港出るときは、できるだけの防犯をし、万全の状態にして、息を飲んで、空港を出た訳です。
人いない???!!
しかもとてもクリーン✨
運転手さんも出口で目の前にポツンとお立ちになられていて、普通に出会える。。
なんとこの日。
G20の開催で、デリー市内が3日間公休日となり、学校も会社もお店も全てクローズ。
市民は外に出ないという日、だということでした。
いきなり驚きのインド!!
道路は空いていて、車間距離がとられていて、白線の中だけで車が運転されていて、静かなデリー市内をタクシーの車内からずっと眺めてたときの写真。日本だとあたりまえに見えるこの光景はインドではめずらしかったのだ!
日本語はもちろん英語もわからないというインド人の運転手さんとふたりきり。
(インスピレーション力、テレパシー力、鍛えられる〜)
走る車から夕日を眺めてた。ドキドキしながらもインドにいることが嬉しくて。きれいだったなぁ〜
途中でどこか行くのかな?と思ったら、
チャイブレイクしたり
お腹すいたな〜と思った頃には
お店にいるインド人みんなからジロジロ見られていて、なんでかわからず怖かったのだけど、
日が暮れても、長い道のり🌛
何度か、車内の足元の電灯がディスコみたいになったり(多分飽きてきた私に変化を・・と運転手さんが気を使ってくれたのだと思う)
インドの人はビカビカしたライトやネオンが好きだということが後ほどわかりました。
幹線道路をそれてからの学校までの道は真っ暗で、ものすっごいボコボコで、頭が天井にぶつかりそうになるし
大きな牛は道路の真ん中でのそのそ歩いているし、野犬や猿もいて、時には像も出ることもあるみたいだし!!
真っ暗すぎて何が周りにあるのかわからず、言葉もわからないし、最大級に怖かったのだけど、月明かりがありがたく
5時間のドライブの末、ハリドワールとリシケシの間にある学校へ夜中の11時過ぎに到着。
夜中のインドってそれだけでちょっと怖いよね・・・。
校門の前で学校関係者の2人が月明かりの下におふたり立って待っていてくれて、お部屋に案内してくださり、
そこでようやくホッとしたことを覚えています。
次の日の朝に外へ出ると、そんなに怖いところではなくなり、猿も犬も可愛いし、出会う人はみんな歓迎してくれて、先生もおられることもあり、印象が一変しました。
続きます💫
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