20周年、ありがとうございます
いつもイリスファーラをご愛顧いただき
ありがとうございます。
2026年、9月
irisfaraは20周年を迎えることができました。
これもひとえにいつもご愛顧くださる
皆さまのおかげさまです。
本当にありがとうございます。
2006年に一室で小さく始めたネイルサロンが
こうして国立で、
「20年」という時間を重ねられたこと。
9月は改めて振り返るような、
そんなひと月となりました。
思うことは、
本当にたくさんの方との出会い、支えられてきた
20年だったなと、ただただ思います。
今の場所に移転した頃の名刺
移転2箇所目のサロン
ここでは可愛い素敵なスタッフも加わってくれ
ヨガやお話会、年末にはしめ縄を編んだり、
季節ごとにいろいろなイベントを企画しました。
ちょうど今頃。10年前くらいかな。
秋の「お花の会」の時の1枚
月に一度のお花の会。
どれも素敵な時間でした。
文月・お花の会
時々、娘さんも参加してました〜
なつかしい〜5歳くらいかな。
楽しそうに真剣に生けています。
この時、参加者一同、衝撃&笑えたのですが
娘さん、「花だけ」活けるに徹していて
葉っぱはぜんぶ取り除くという
「花だけ」スタイルだったことでした〜(笑)
こちらは「水無月・お花の会」
今も大好きな花のひとつ・紫陽花リース
私も若い!!(笑)
肩甲骨の可動域も柔軟性がありますね〜(笑)
今現在、絶賛右肩・四十肩中。。!
ヨガのポーズはおろか、普段のバランスもふらふらしてます(とほほ笑涙)
振り返ると、まだまだいろいろ出てきそうですが、この辺りで。
色とりどりの、豊かな時間を過ごすことができました。
長く通ってくださっている方。
節目節目に思い出してきてくださる方。
最近irisfaraを見つけてくださった方。
サロンで交わした何気ない会話や
一緒に笑ったり、共有させていただいた時間。
そして、その方の人生の変化を
そばでサラリと見させていただいたり。
私がネイリストとして仕事を始めたのは2002年。
振り返ってみると
本当にたくさんの方のお客様の手に触れ
ネイルをさせていただきました。
その頃からのお客様に
今もお会いし続けることができることは
ありがたく、光栄で、人生での幸せなことのひとつです。
そしてネイルだけではなく
その方の人生のいろいろな瞬間を
一緒に過ごさせてもらったようにも思います。
仕事のこと。
結婚や出産。
子育てのこと。
家族のこと。
新しいことを始めたり、
何かを手放したり。
嬉しい時も
少し立ち止まっているときも。
月に1度、夏の季節毎に、1年に一度
数年振り、5年振り、などなど・・
お客様それぞれのタイミングでご来店いただき
向かいあって手に(足に)触れながら
何気なくいろいろな話をさせていただきました。
20年、たくさんのお客様に出会わせていただきました。
時々ふと思うのは
ネイリストとしてお仕事させていただいた20年余りの時間の中で
女性の生き方もずいぶん変わったように感じられることです。
大切にするものも
働き方も
家族のかたちも
幸せだと思うことも。
「こうあるべき」というひとつのライフスタイルの形から
少しずつ、それぞれの生き方へ。
時代、年代、個性、はたまた運命の導き?!
本当に、色とりどりで、さまざまです。
そして、それとともに
ネイルの意味も変わってきたように思います。
もちろん、きれいな色やデザインを楽しむことも
ネイルの大きな楽しみ。
でも最近は、それだけではなくて
自分のためにただシンプルに色を選ぶことだったり
忙しい日々の中で
自分の手をゆっくり眺めることだったり
毎日目に入る指先から
ルン♩とした気持ちを少しもらうことだったり。
ネイルがその方にとって何なのかも
少しづつ変わり、ひとつではなくなっている気がします。
私自身もこの20年で
大切にしたいものが少しづつ変わってきているようにも思います。
きれいにすること。
自分を大切にすること。
身体を整えること。
心地よく暮らすこと。
自然に触れること。
先日訪れた、霧ヶ峰・八島湿原。
美しい雨と霧の中、深く呼吸しながら、
誰もいない木道を、
娘と近く、遠く、ずっと歩きました。
以前は別々に見えていたものが
最近は少しづつ
同じところにつながっているように感じています。
雨に濡れた植物、とても綺麗。
そして先日、20周年を迎えた頃
霧ヶ峰の森の中の山小屋で過ごし
長い時間を重ねて来られた素敵なご夫妻からいろいろなお話を伺う中
心に残った言葉がいくつかありました。
様々なお話の中で
私の心に特に残ったのが
「分をわきまえる」ということ。
そして
「目を広げる」ということ。
自分をわきまえ、足元をしり
今ここにあるものを大切にすること。
そして
知らない場所へ行ったり
知らないものに触れたり
自分の外にある世界にも目を向けていくこと。
私の中では
そんな風に受け取りました。
一見、反対のようにも思える
このふたつの言葉。
霧ヶ峰の山の中、75年続く山小屋の時間の積み重なり
隅々まで丁寧に手入れをなされている薄暗く温かな明かりの灯る山小屋の中で
私の隣にいる娘の目をしっかりと見つめながら語りかけてくださっていた
ご高齢のご夫妻の柔らかで豊かな表情の姿とも重なって
今の私の心に
深く広く染み入りました。
20年。。。
私の中では長く続けさせていただいて
よくやってきたなぁ〜なんて思っていたのでありますが
山小屋ご夫妻のお姿を思い返すと
20年とは、まだまだ途上なのかもしれませんね。
これまで大切にしてきたものを
これからも大切にしながら
まだ知らないものにも
心をひらいていたいと思います。
20周年を迎え
感謝の気持ちを込めて
小さな贈り物をご用意しました。
選んだのは
ホーリーバジルのバスハーブ。
1包にたっぷりとハーブが。
ホーリーバジルは
インドでは「Tulsi(トゥルシー)」と呼ばれ
古くから人々の暮らしの中で大切にされてきた植物。
「聖なるハーブ」といわれています。
今回ご用意したものは
南葉山で、農薬や化学肥料を使わずに育てられた
ホーリーバジルを中心に
ローズゼラニウム
レモングラス
レモンバーベナを合わせたもの。
袋を開けると
植物そのものの、優しく深い香りがします。
20周年に何をお渡ししようかな、と考えた時
「記念になるもの」よりも
一日の終わりに
少し力を抜いて
自分のために過ごす時間を
ふと思い出してもらえるようなものを
贈れたらいいなと思いました。
お湯の中でハーブの袋を優しく揉んでいただくと
ふわりと香りが広がります。
ネイルをして、ふと指先を見たときに
少し気持ちが明るくなること。
お風呂に入って
植物の香りに包まれて
ふっと身体の力が抜けること。
どちらもとても小さなことだけれど
そんな小さな心地よさが
日々を豊かにしてくれるのだと思っています。
雨の霧ヶ峰、植物も雫も、綺麗でした。
20年間、irisfaraで皆さまの手に触れながら
「美しさ」というものも、私の中でも少しづつ変わってきました。
美しく見えることだけではなく
自分を大切にすること。
自分の身体や心に気づくこと。
心地よく暮らすこと。
そして、自分だけではなく
人や自然、その先にあるものにも
少し心を向けること。
そんなことを含めて
「美しさ」なのかもしれないと
今感じています。
素敵なお花
ありがとうございます。
20年間、本当にありがとうございます。
これまで出会ってくださった皆さまへ。
そして今も
この場所へ足を運んでくださる皆さまへ。
心からの感謝を込めて。
これからのirisfaraも
根っこはそのままに
枯れ葉が落ち
新芽が出る。
花が咲く。
実がなる。
そこから生まれた小さな種が
また、どこかで、芽を出す。
そんなふうに
これからの時間を重ねていけたらと思っています。
長い文章、ここまで読んでくださりありがとうございます。
irisfara
清水優紀
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